イベント Embedded Technology 2013 組込み総合技術展 イーソルは、今年も「組込み総合技術展 Embedded Technology2013(ET2013)」 に出展しました。イーソルブースでは、自動車/産業/医療向け機能安全ソリューション、ET2013に合わせて発表したTilera社のメニーコアプロセッサファミリ「TILE-Gx」 もサポートする組込み向けメニーコア対応リアルタイムOS「eSOL eMCOS(イーソル エムコス)」などの先進技術、車載制御/情報機器向けソフトウェアをキーワードに、多彩な採用事例と多数のデモ展示を行いました。 ブース展示に加えて、ET2013併設の各種カンファレンスに登壇しました。最終日の11月22日(金)午後には、マルチ/メニーコア技術の国際標準化を行うMulticore Associationをはじめとする5社/団体が、先端のマルチ・メニーコア技術を紹介するセミナーを開催し、多くの方にご参加いただきました。さらに、機能安全などをテーマに多数のカンファレンスで講演しました。またARM社、ザイリンクス社、日本アルテラ社の各社ブースで、デモ展示やプレゼンを行いました。 ■ETフェスタ 11月21日(木)17:00~18:00 イーソルブースでは、今年も当日解禁のボジョレーヌーヴォーをご用意しました。軽食にはチーズフォンデュをご用意しましたが、ボジョレーヌーヴォーとともに大好評をいただき、ブース前にチーズフォンデュ待ちの列ができるほどでした!お越しくださった方々と楽しいひとときを過ごすことができました♪ ■ET2013 組込み総合技術展 概要 日程 2013年11月20日(水)~22日(金) 10:00~17:00※21日(木)は18:00まで 会場 パシフィコ横浜 展示ホールおよび会議センターみなとみらい駅より徒歩3分JR桜木町駅より徒歩12分/バス7分/タクシー5分横浜駅よりタクシー7分/シーバス(船)10分 イーソルブースNo. D-44 入場料 事前登録 及び 招待券持参の方は無料当日入場の場合は1,000円 ET2013 組込み総合技術展 概要 イーソル出展内容 イーソルは、下記のデモ展示を行いました。 自動車/産業/医療向け機能安全ソリューション 伊ヨジテック社製IEC61508/ISO26262準拠ソフトウェア・テスト・ライブラリ 機能安全向けコンサルテーションサービス 組込みOSの先進技術 メニーコアプロセッサ対応リアルタイムOS「eSOL eMCOS」 プログラム自動並列化コンパイラ「OSCARコンパイラ」 リアルタイムOSベースプラットフォーム「eT-Kernel Platform」 自動車向け機能安全規格「ISO26262」対応eT-Kernel Platform Automotive Safety Package(2014年第2四半期リリース予定) 車載情報機器、産業機器、グラフィック機器に最適な、R-Car H2、RZ/Aシリーズ、アルテラSoC、Zynqなど、幅広いCPUに対応したeT-Kernel Platform 車載ECUソフトウェア開発用ツール AUTOSARメソドロジ支援ツール「eSOL ECUSAR」 UDS準拠車載診断プロトコルスタック「eSOL Dr.CAN」、ECUリプログラミングサービスモジュール「eSOL Dr.Repro」 eSOL無線LANソリューション パートナー製品を組み合わせたソリューション ARM Cortex-Mシリーズマイコン向けUCT μT-Kernel 2.0 GCC開発キット コンピュータビジョン向け高速ライブラリ 豊富な採用事例 他 多数 パートナーブース イーソルは、次のパートナーブースでデモ展示やプレゼンを行いました。 ARM社(ブースNo.F-38) ザイリンクス社(ブースNo.F-37) 日本アルテラ社(ブースNo.A-30) イーソル 登壇カンファレンス ET2013 組込み総合技術展の以下のカンファレンスに登壇しました。 [併催セミナー] マルチ・メニーコアセミナー EDSFair×ET共同企画 パネル・セッション テクニカルセッション 設計・検証ツールトラック:DVT-9 学生と教育関係者向け業界研究セミナー ■[併催セミナー] マルチ・メニーコアセミナー:MM-1 日時 2013年11月22日(金) 13:00~17:00 共催 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)、Multicore Association、ルネサス エレクトロニクス株式会社、株式会社トプスシステムズ、イーソル株式会社 会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F203】 イーソル講演タイトル マルチコアOS実装技術の今とメニーコアOS技術の挑戦 イーソル講演者 権藤 正樹(執行役員 ソフトウェア技術統括責任者 兼 技術本部長) 坂本 裕和(エンベデッドプロダクツ事業部技術部 OS課 課長) イーソル講演概要 既に多くの採用が進むマルチコアプロセッサ向けのリアルタイムOS(RTOS)には、高いスループットの達成に加え、組込みシステムに不可欠なリアルタイム性の実現が求められる。前半では、これを実現するためのRTOS自体の設計と実装について概説する。一方、海外では多くの事例が出始めているメニーコアプロセッサ向けのRTOSにも、同様の要件が必要だが、その実装技術に大きな変化が求められる。後半では、このメニーコアOSにおける技術課題と解決手法を近年の研究事例を交えながら概観し、今後のメニーコアOSのモデルを概説する。 ■EDSFair×ET共同企画 パネル・セッション:W-1 日時 2013年11月20日(水) 13:00~15:00 会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F205+F206】 テーマ 第一線のエンジニアに聞く、組み込み機器の開発事例と「成功の法則」―― ここまで来た! システム&ソフトウェア開発最前線 登壇者 上倉 洋明(執行役員 エンベデッドプロダクツ事業部長) セッション概要 組み込み機器の開発現場に立ちふさがる課題をすみやかに解決し、短期間で高品質なシステムを実現するために求められるテクノロジ、ノウハウ、人材について、開発現場の成功事例の紹介を交えながら議論。バーチャル・プラットフォームやマルチコア技術、画像処理系の取り扱い、大規模FPGAの活用、関係する業界動向などに触れる。 ■テクニカルセッション:TS-2 日時 2013年11月20日(水) 12:00~13:30 会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F202】 講演タイトル JASPAR機能安全テンプレートを利用したISO26262成果物の作成 講演者 宇佐美 雅紀(新規事業推進室 リサーチ&コンサルテーションサービスグループ チーフアーキテクト) 講演概要 車載機器向けの機能安全規格ISO26262が注目されてから数年が経過し、認知度は高まった。しかし、実際のソフトウェア開発現場では、どんな成果物を残すべきか、依然として悩みが多い。一般社団法人JASPARでは、ISO26262対応のために「JASPAR機能安全テンプレート」とその記入ガイド等を作成して順次公開する。本セッションでは、JASPAR成果物を利用して機能安全対応を行う手順について、委員会活動に関わった立場から説明する。 ■設計・検証ツールトラック:DVT-9 日時 2013年11月21日(木) 12:30~13:15 会場 パシフィコ横浜 展示会場内 カンファレンス会場C 講演タイトル Yogitechソフトウェア・テスト・ライブラリを使用したCPUの機能安全の実現 講演者 巣山 浩生(新規事業推進室 ビジネスデベロップメント・マネージャ) 講演概要 電子機器の広がりと高度化、社会的な安全への関心の高まりにより、自動車、産業機器、医療機器などを中心に、機能安全への取り組みの重要性が増してきている。本セッションでは、実績豊富な伊Yogitech社のIEC61508およびISO26262に準拠したソフトウェア・テスト・ライブラリの特徴や技術概要について概説する。これによりCPUのSIL2(ASIL B)が実現できる。また、イーソル製品・サービスの機能安全に対する取り組みについても紹介する。 ■学生と教育関係者向け業界研究セミナー:GG-1 日時 2013年11月20日(水) 13:30~15:00 会場 パシフィコ横浜 展示ホール2F【E205】 セミナータイトル 学校関係者と学生のための組込みシステム技術産業セミナー~モノづくりを支える組込み業界/ETをもっと知ろう!~ 主催 一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA) イーソル講演タイトル 技術者のプロをつくる・育てる~組込みの“技術者集団”イーソル社の採用と人材育成~ イーソル講演者 澤田 綾子(管理部 人事課) イーソル講演概要 これから組込み業界を目指す学生の方や学校関係者の方に向けて、組込みシステム・組込みソフトウェア開発のスペシャリスト集団として30数年以上にわたり世界のものづくりの現場を支えてきた、イーソル株式会社の人材採用・育成の考え方や概要を紹介する。求める人材像や選考時の視点、また、新入社員から中堅・ベテラン社員を対象とした人材育成の概要などをお伝えする。