リアルタイムOS利用者向け マルチタスクシステムの「テスト」セミナー マルチタスクシステムの 「テスト」 をテーマにセミナーを開催します。 リアルタイムOSを使って複数のプログラムを同時に実行するマルチタスクシステム開発では、同期/排他や割込みなど、リアルタイムシステム特有の問題をすべてクリアすることが最も重要な課題です。 しかしながら、タイミングによって発生したりしなかったりするリアルタイムシステムの不具合をテストで発見し、デバッグする作業は、開発者が最も頭を悩ませるポイントでもあります。 本セミナーでは、マルチタスクシステムをより確実に 「テスト」 するために、テストの考え方、テストを実施するための方法・ツールを紹介いたします。マルチタスクシステムのテストの勘所をつかむ機会、日ごろのテストを振り返る機会としてお役に立てていただければ幸いです。 リアルタイムOS利用者向け マルチタスクシステムの「テスト」セミナー 日程 2011年7月8日(金) 13:30 ~ 17:00 (受付 13:00 開始) 会場 イーソル株式会社 セミナールーム(ハーモニータワー22F)東京メトロ丸ノ内線、都営大江戸線「中野坂上駅」より徒歩1分※当日は会場まで直接お越しください。 参加料 無料 対象者 - 設計・検証リーダー- システム開発担当者- システム品質保証担当者- 開発環境 「eBinder」 ユーザー 定員 20 名 主催 イーソル株式会社 お申し込み ※受付を終了させていただきました。※定員になり次第、締め切らせていただきますので、予めご了承ください。※お客様を優先させていただくため、同業者の方は、受講をご遠慮いただく場合があります。※ご提供頂くお客様の個人情報は、本セミナーに関するご連絡、本セミナー開催にあたって付随する業務の実施のために利用するとともに、当社および当社パートナー企業より実施される、製品・サービスのお知らせ・PR、各種イベント・セミナー・キャンペーンのご案内に使用する場合があります。また、当社は、外部の業者に業務の一部を委託する際に、業務委託先に対して、必要な範囲で個人情報を提供することがあります。 内容 第一部 「マルチタスクシステムのテストの考え方と実践方法」 イーソル株式会社 リサーチ&コンサルテーションサービス部 宿口 雅弘 複合機能とリアルタイム性が求められる組込みシステムは、リアルタイムOSによるマルチタスク構成が多く採用されています。しかし、タスク切換えの契機がシステム外部の事象のため、システムの動作が非決定的です。この理由により、マルチタスクシステムの検証はタスクの機能の他、タスク間依存関係、タイミング、リアルタイム性の観点が必要です。 本講座では、リアルタイムシステムにてマルチタスク構成が採用される理由を説明し、マルチタスクシステムに求められる品質特性のうち機能性とリアルタイム性の観点に注目したテスト方法とツールによる実施方法を解説します。機能面の検証は、タスク単体からの品質の積み上げの他、タスク間同期に着目したパステストとリアルタイム性の検証のための時間計測方法を紹介します。 第二部 「eBinder を使ったマルチタスクシステムのテスト方法」 イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部 営業技術部 五十嵐 仁 リアルタイムシステム開発に特化した eBinder は、品質確保に有用な反復型開発モデルを実現する、様々な機能やツールを提供しています。タスク間の同期や排他の正確さを検証できるマルチプログラミングツール、プログラムが正しい振る舞いと妥当なパフォーマンスを実現しているかを検証するシステム解析ツールなど、個々のタスクとシステム全体を効率的に検証できるツールが含まれます。 本講座では、これらの各種ツールや機能の紹介に加え、eBinder を使ってマルチタスクシステムのテストを行う際のポイントを、デモを交えて解説します。 >> リサーチ&コンサルテーションサービス部のご紹介は こちら >> 組込みソフトウェア製品・サービスのご紹介は こちら ※プログラムは予告なく変更される可能性があります。本セミナーにおいて、講義内容をビデオ撮影する場合がございますのであらかじめご了承ください。※撮影した内容は、当社が営業活動に使用します。※撮影は、スクリーンと講師を会場の後方に固定したビデオカメラで行います。一部のお客様は後姿が撮影範囲に入る場合がございますが個人が特定できる撮影は致しません。詳細は当日あらためてご説明させていただきます。