動画や音楽、音声データを扱うマルチメディア機器の高画質化、高音質化にともない、コーデックの品質と性能がさらに重要になってきています。また、様々なフラッシュメモリやストリーミング技術の発展によりマルチメディアデータを扱う手段が多様化し、より高いリアルタイム性能が求められています。

イーソルは、TI社製DaVinci™ベースのデジタル・メディア・プロセッサ「TMS320DM365」向けに、μITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS「PrKERNELv4」を中核に統合化されたソフトウェアプラットフォーム「eCROS」と、DaVinciデジタル・メディア・プロセッサ向けに国内外で数多くの採用実績をもつIttiam Systems社のコーデックをご提供しています。このうち、H.264ビデオコーデックとPrKERNELv4、ビデオドライバなどが含まれた「eCROS/DM365マルチメディア評価キット」をパッケージ化し、無償でご提供しています。本評価キットの導入により、実際の開発前に、Ittiam Systems社製H.264ビデオコーデックの品質と性能、およびマルチメディア機器におけるμITRON仕様準拠OSのリアルタイム性と起動時間の速さを、評価環境構築のコストと手間をかけずに、手軽に評価できます。

本セミナーでは、eCROS/DM365マルチメディア評価キットのご紹介のほか、Ittiam Systems社のエンジニアによるコーデックの技術紹介・デモ、日本TIによるDSP製品や今後のロードマップの紹介を行います。

参加料は無料です。お気軽にご参加ください。