いままでのITRON、これからはT-Kernel ―――
イーソルT-Kernelソリューションセミナー


9月20日に開催された本セミナーには、大変多くの方にご参加いただきました。T-Kernelにご興味のある方、これからT-Kernelの使用を検討されている方、T-Kernelの今後の展開の情報収集をされている方など、幅広い分野から足をお運びいただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

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1984年以来の長い歴史を持つITRONは、そのコンパクトさと高いリアルタイム性から、幅広い分野において最も広く使われてきたリアルタイムOSです。この30年の間にハードウェアが著しく進化し、組込みシステムが高機能化、高性能化する流れのなかで、開発効率化の必要性が高まり、ITRONでは十分な役割を果たせないケースが増えてきました。そこで次世代の高機能な組込みシステム開発のための、OSを含む新しいプラットフォームに対するニーズが強まってきています。組込みLinuxは、こうした背景で登場したひとつのOSですが、そのリアルタイム性や使用するハードウェアリソース、サポートなどにかかるコストといった点でまだまだ不十分です。ITRONの良いところを引き継ぎながら、ソフトウェア資産の再利用性やOSサービスの充実度などを高め、さらに安価に構築できるプラットフォームが、T-EngineとT-Kernelのフレームワークです。μITRONが対象とする小さなアプリケーションから高機能・高性能な大規模アプケーションまでをカバーする柔軟な拡張性を持っています。

イーソルは、こうしたメリットを持つT-Kernelと開発環境、ミドルウェアのご提供に力を注ぎ、組込みソフトウェア開発における課題を克服できるソリューションをお届けしていきます。本セミナーでは、基調講演にT-Engineフォーラム会長 坂村健 東京大学大学院教授をお招きし、組込み業界の現状を見据えたイーソルのビジョンとソリューションをお伝えしました。

このような方に最適なセミナーです
ITRONからT-Kernelへの移行を検討されている方
ITRONを使って大人数で大規模開発を行っている方
μITRONでのシステム開発に限界を感じている方
組込みLinuxで組込みシステム開発をされている方
組込みLinuxではコストパフォーマンスに限界を感じている方

■セミナー概要
日程 2006年9月20日(水)13:20-16:20
会場 東京コンファレンスセンター・品川 4階 406
「JR品川駅」港南口(東口)より徒歩2分
JR山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線、東海道新幹線など
参加料 無料
プログラム
13:00 開場、受付開始
13:20-13:30 ごあいさつ
イーソル(株)代表取締役社長 澤田 勉
13:30-14:00 基調講演
東京大学大学院 情報学環 坂村 健 教授
14:00-14:15 イーソルの組込みソフトウェア戦略
イーソル(株)
取締役エンベデッドプロダクツ事業部長 上山 伸幸
14:15-14:55 時代はITRONからT-Kernelへ
イーソル(株)エンベデッドプロダクツ事業部
技術部 部長 兼 プロダクトマネージャ 権藤 正樹
14:55-15:10 休憩
15:10-15:40 イーソルのT-Kernelソリューションのご紹介
イーソル(株)エンベデッドプロダクツ事業部
マーケティング部 部長 金子 健
15:40-16:00 GAIO検証ソリューションとT-Kernelへの取り組み
ガイオ・テクノロジー(株)代表取締役CTO 國峯 幸雄 様
16:00-16:20 eT-Kernel対応ICEのご紹介
横河ディジタルコンピュータ(株)
OSテクノロジーセンター グループマネージャ
内生蔵 伸 様
16:20 閉会
※やむを得ぬ事情によりプログラムは一部変更となる可能性があります。
申し込み方法 お申し込みは、締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

※定員になり次第、締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
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