
プラットフォームパッケージ機能
ターゲットプラットフォームの開発と利用促進を支援する機能です。この機能を使えば、ターゲットプラットフォームの利用環境をコントロールでき、たとえば、ターゲットプラットフォームのモジュール内のソースコードや設定情報を誤って変更してしまうことなどを予防できます。また、ターゲットプラットフォームのバージョン管理が容易に出来ます。
JTAG-ICE連携
JTAG-ICE連携機能では、通信機能と実行制御機能の2つをサポートしています。eBinderでは、ホスト側とターゲット側との通信に、UART、イーサネットを利用できますが、ターゲットハードウェアにデバッグ用の通信ポートが確保できない場合などには、JTAG-ICEを利用できます(通信機能)。フラッシュメモリ上のプログラムデバッグやシステム全体のブレーク機能等JTAG-ICE独自の機能を利用したい場合には、eBinder IDE画面を通して利用することができます(実行制御機能)。
※JTAG-ICEによっては、実現できない機能もあります。
JTAG-ICE連携詳細
マルチコアプロセッサのサポート
SMP、AMPのいずれもサポートしています。シングルプロセッサの時と同様に、タスク単位の反復型開発モデルで開発を進めることができます。マルチコアプロセッサ上のソフトウェア設計、開発を行う場合には、タスク/プロセスの正確なマルチプログラミングが特に重要です。eBinderの
マルチプログラミングツールが役に立ちます。また、複数コア上のプログラム間の協調動作の様子やシステム全体の複雑な動きを捉えるのに、
システム解析ツールが有効です。
eT-Kernel MCE(Multi-Core Edition)を使った場合の開発
メモリ保護/プロセスモデル対応OSのサポート
プロセス単位のローディングやデバッグ、システム解析を行えます。プロセス内のタスク単位のデバッグ、解析も可能です。
eT-Kernel Extendedを使った場合の開発
eBinderコマンドサーバ
コマンドサーバは、eBinderをコマンドラインで制御するためのアプリケーションです。eBinder IDEの画面を起動せずに、ビルドやShellスクリプトの実行ができます。eBinderコマンドサーバと外部のツールを組み合わせることにより、ビルド自動化を実現できます。
3. 機能一覧
関連資料
以下より、総合カタログをダウンロードいただけます。