マルチコアプロセッサ向け並列プログラムのソフトウェア標準「OSCAR API」および「早稲田大学OSCAR並列化コンパイラ」の評価環境

早稲田大学様

早稲田大学 理工学術院の笠原博徳教授のグループが産学連携のもと策定した、高速・低消費電力動作を可能にするマルチコアプロセッサ向け並列プログラムの世界初のソフトウェア標準「OSCAR API 2.0」およびOSCAR APIで記述された並列プログラムを自動生成する「早稲田大学OSCAR並列化コンパイラ」の評価環境として、マルチコア対応リアルタイムOS「eT-Kernel Multi-Core Edition」と開発環境「eBinder」が採用されました。

eT-Kernel Multi-Core EditionがもつLinuxとの互換性の高さにより、OSCAR並列化コンパイラで自動生成されたLinux向け並列プログラムの移植と動作確認が短時間で完了しました。3コアが搭載されたルネサス エレクトロニクス社製「EC-4260(NaviEngine®-MID)」とeT-Kernel Multi-Core Editionの環境で評価用並列プログラムを実行した際、1コアで実行したときと比べて、2.9倍高速化したことが確認されています。eT-Kernel Multi-Core Editionによるオーバーヘッドはほとんど影響を与えずに、OSCAR並列化コンパイラの優れた並列化技術が実証されました。また、評価プログラムの実行時間の計測には、eBinderのシステム解析ツールが利用されました。




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