Qt
C++ GUI開発フレームワーク
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Qtは、高度なアプリケーションの開発に適した充分な機能、拡張性と直交性の高いAPIにより、アプリケーション開発での効果を最大限に発揮します。さらに、マルチプラットフォームでも、ひとつのソースコードから複数のプラットフォームで稼働するアプリケーションの開発ができるC++ GUIツールキットですので、UNIX、Linux、Windows、Mac OS X用のアプリケーションから組込み用のアプリケーションまで効率よく構築することができます。

その優れた開発コンセプトは、広く世界中のソフトウェア技術者に評価されており、今日では、GPL版、LGPL版、商用版合わせて、世界中に75万人以上の開発者がいると言われています。また、 Qtの採用実績は、大学での教育、防衛、宇宙開発、映像特殊技術、医療、科学技術シミュレーション、民生用電子機器、モバイル、オートモーティブと多岐に渡り、すでに数千もの商用ソフトウェアが開発されています。

イーソルは、パートナーである株式会社SRAとともに、QtをPOSIX仕様準拠リアルタイムOSに移植し、提供した実績があります。


特長


マルチプラットフォーム
Qtを使用して作成したアプリケーションは、どのプラットフォームでも動作します。組込み用途の場合、実機のハードウェアが完成する前からWindowsやLinuxのQt環境でアプリケーション開発を進めておけば、実機完成後に実機環境で行うのはテストだけ、という事も可能です。

ハイパフォーマンス
QtのJavaとの最大の違いは仮想マシンを必要としないところです。 それぞれのプラットフォーム上のプリミティブな描画API(Win 32 GDI+、Xlibなど)で実装されているので高速な動作のアプリケーションを開発することが可能です。

簡単で使いやすいAPI
Qtを使いこなすために、高度な知識や技巧は必要ありません。単純かつ洗練されたオブジェクトモデルで実装されたAPIは、直交性と柔軟性に優れ、自然な着想により、既知のAPIでの経験から、未経験のAPIを類推しプログラムすることができます。
これにより、開発要員の開発作業そのものや、習得に関わる負担を軽減し、開発コストを抑えることが可能です。

多言語対応
ソフトウェア製品を多言語対応することができれば、それだけで、ユーザの大幅な広がりを期待することができます。
Qtはアプリケーションの国際化作業を大幅に単純化することができる機能を持っています。

柔軟性
Qtはウィジェット(コントロール)を描画するのに、既存のツールキットを使用していません。例えば、Windows上でボタンを表示するのにも、MFCで提供されているボタンを使用しているのではなく、低レベルのAPI (Win32 GDI+)を使用して描画しています。
そして、それぞれのプラットフォームで一般的に使用されている見映えと操作感に合わせて、Windows、Motifといったスタイルと同じようにウィジェット(コントロール) を描画します。
このように、一からボタンなどを描画することとQtがソースコードで提供されることにより、 独自の見映えと操作感にカスタマイズする際の自由度が高く、実現も効果的にできます。

サポート・トレーニング
Qtのサポート・トレーニングはSRA社より提供します。日本語による時差の無いローカルサポート窓口、日本語環境に特化した問題の迅速な解決支援、定期トレーニング、カスタムトレーニングや開発支援サービス等を提供します (サービスによってはオプションとなります)。


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