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組込み機器向けソフトウェアライセンシング

FlexNetソリューション

解決できる課題

下記のようなことに、お困りではありませんか?イーソルが提供する「組込み機器向けソフトウェアライセンシング」で解決できます。

  • 機器単体の販売にビジネスとしての行き詰まりを感じている。機器上で実現するサービスから収益を上げる仕組みが欲しい
  • ユーザやマーケットによって異なるニーズ、出荷先の国や地域の違いなどに対応するために、商品ラインアップ構成が複雑化している
  • 多数の製品ラインアップ構成の展開によって、製造コストや開発コストに無駄を感じる
  • ユーザの要求以上の多機能化・高機能化が進んでいるが、ユーザのピンポイントの要求に応えられない
  • 機能の不正利用を防止したい

組込み機器向けソフトウェアライセンシングとは

組込み機器向けソフトウェアライセンシングとは、組込み機器上のソフトウェアの使用権を管理できるようにする仕組みです。搭載ソフトウェアへの変更は加えずに、使用可能な機能をオン/オフするなど、ライセンスの切り替えにより実現します。これにより、ユーザの組込み機器利用方法や、メーカー側の収益モデル、開発スタイルが大きく変化します。たとえば、下記のようなライセンシングが可能です。

  • 何月何日まで、最初の使用から何日間などの期間限定
  • 利用時間、回数に応じた課金制度の導入
  • 使用回数の制限
  • 同時に使用可能な数の制限
  • 機能単位でのライセンス管理
  • ユーザ限定ライセンス  など

ソフトウェアライセンシングにより、下記の3つのメリットが得られます。

収益モデルの転換と収益の増大

  • 昨今のスマートフォンに代表されるように、機器単体の販売だけではなく、機器に付随するサービスで収益をあげるビジネスモデルを構築できる
  • 欲しいときに欲しい機能を適正な価格で購入できるため、ユーザにとって不要な機能を含む高価な機器を購入するよりも、ユーザの満足度が高い
収益モデルの転換と収益の増大

開発・製造コストの削減

  • ライセンスの切り替えのみで、より早く、より簡単に、より多彩な商品ラインアップ構成を作成することが可能
  • 開発するのはひとつのシステムだけで済むので、開発コストの削減が可能
  • 開発コストの削減により、結果的に商品の価格を抑えることができ、他社との価格競争において優位に立てる
開発・製造コストの削減

不正利用の防止

  • ソフトウェアの使用権を制御するライセンスファイルは、高度な暗号化技術を利用したデジタル署名を採用しているため、機能やサービスの不正利用を防ぎ、安全・堅牢なソフトウェアライセンス管理を実現

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適用分野

コンシューマ機器に加え、OA機器、FA機器、医療機器など、様々な分野で有用です。

カーナビゲーション

  • 旅行中の期間だけ有効な、旅行先の詳細地図を提供
  • 旅行先のガイドを行うアプリケーションの販売
  • 経路検索回数に従った課金モデル

ビル等の監視カメラ、セキュリティシステム

  • 記録精度の選択
  • 顔認識機能、赤外線カメラ機能等の有効化
  • イベントなどセキュリティレベルの変更に応じたアップグレード

デジタルカメラ

  • ライセンス価格に従った撮影画素数の変更
  • 高度補正機能の有効化
  • 写真編集アプリケーションの販売

医療機器・FA機器

  • 納品先リクエストごとに特化した機能の有効/無効化

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ユースケース

カーナビゲーションの期間限定地図購入

  1. カーナビを購入したAさん、関西地方に1週間の出張が発生
  2. カーナビベンダーの運営するセルフサービスポータルを利用し、1週間だけの関西地方の地図データを購入することにした
  3. カーナビ上で地図購入ページを表示し、パスワード入力後「購入」ボタンをタッチすることで、カーナビが自動的にカーナビメーカーの専用ポータルサイトに接続し、事前に登録済みの決済方法(クレジットカードなど)により購入完了

→ 1週間だけの利用なので、低額での購入が可能になった

カーナビゲーションの期間限定地図購入

購入済みデジタルカメラの撮影画素数アップ

  1. デジタルカメラを購入したBさん、高解像度の写真を撮りたくなったので、1410万画素機能を追加で購入することにした
  2. パソコンを使って、デジタルカメラメーカー運用のポータルサイトに接続しインターネット上の決済方法を用いて1410万画素機能を購入

→ デジタルカメラ上で決済情報(購入番号など)を入力し、1410万画素の撮影が可能になった

購入済みデジタルカメラの撮影画素数アップ

ネットワーク接続機能を持たない組込み機器のライセンシング

  1. ネットワーク接続機能を持たないデジタルカメラを購入したCさん、写真編集アプリケーションが必要になったので購入することにした
  2. パソコンを使って、デジタルカメラメーカー運用のポータルサイトに接続しインターネット上の決済方法を用いてアプリケーションを注文
  3. 決済完了後、続けてデジタルカメラメーカー運用のポータルサイトで、注文したアプリケーションのライセンス発行を依頼し、取得
  4. USBメモリ、SDカードなどを利用し、取得したライセンスファイルをパソコンからデジタルカメラに転送

→ デジタルカメラ上で写真編集アプリケーションが使用できるようになった

ネットワーク接続機能を持たない組込み機器のライセンシング

無料体験版の提供

  1. Dさんが購入したAVアンプには、標準搭載のサラウンド機能以外に、購入後1ヶ月だけ使えるお試し版として、様々な特殊サラウンド機能が搭載されていた
  2. Dさんは、購入後1ヶ月、特殊サラウンド機能を使用
  3. 使用して気に入った特殊サラウンドがあったため、その機能だけ追加で購入することにした

→ 使ってみてから必要な機能だけを購入することができるため、満足のいく買い物になった

コピープロテクト機能への応用

  1. ソフトウェアの不正コピーに悩まされている組込み機器メーカーEは、ライセンシングによる不正コピー防止策を取ることにした
  2. ライセンスの認証に使用するデバイスIDとライセンスファイルのみ、コピー可能なROM以外の領域に確保して製品を出荷した

→ たとえハードウェアやROMを盗用されたとしても、デバイスIDとライセンスファイルがコピーできず認証に失敗させることができるため、ソフトウェアの不正な実行を防止できた

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FlexNetソリューション概要

組込み機器向けソフトウェアライセンシングは、組込み機器メーカーのメリットだけでなく、ユーザに多くの選択肢を与えることができ、多様なニーズを満たすことができます。しかし、このような多様なニーズに対して、ハンドメイドのライセンシングモデルを構築するには、どのような機能に分割してライセンシングするのか、使用期限をどうすればよいのか、など組込みシステムの機能設計から、ビジネスモデリングまで広範囲に渡った知見が必要です。さらには、細かく、複雑になる課金体系を、ヒューマンコストをかけることなく管理するためのICT導入が必要です。

イーソルは、この課題に対するワンストップソリューションを提供します。
イーソルは、フレクセラ・ソフトウェア合同会社(Flexera Software)が提供する「FlexNet Embedded」 と 「FlexNet Operations」をイーソルの組込み機器開発ノウハウと組み合わせて提供します。

フレクセラ・ソフトウェアとは?

フレクセラ・ソフトウェア社のライセンシング技術は、パソコンの世界では既に多数の実績があります。FlexNet製品では、FlexNet Publisher (旧FLEXlm)というライセンス管理システムが有名で、エンジニアリング系ソフトウェアのライセンス管理として業界標準になっています。

フレクセラ・ソフトウェア


イーソルが提供する製品・サービス

イーソルでは、ライセンシング管理を行うための機器のライセンス・アーキテクチャの設計から、ERP、バックオフィスの構築などを含めた統括的なビジネスにおけるコンサルティング、設計、実装、サポートを行います。

  • FlexNet製品のライセンス販売
  • FlexNet製品に対するプロフェッショナルサービス
  • FlexNet Embeddedのターゲット機器への組み込み
  • FlexNet Operationsの導入、組込み機器メーカーのバックオフィスシステムとの連携システム構築支援
  • FlexNet EmbeddedおよびFlexNet Operationsに対する技術サポート
  • イーソルが開発・販売を行うT-Kernel拡張版リアルタイムOS「eT-Kernel」向けには、「FlexNet Embedded for eT-Kernel」を提供します。これまでのT-Kernel、μITRONベースの組込みシステムの資産やノウハウを最大限に活用することが可能です。
  • T-Kernel、μITRONだけでなく、Windowsや組込みLinuxをベースとするシステムでも、FlexNet Embedded の組み込みサービスや技術サポートを行います。
  • FlexNet Operations が持つ、組込み機器を製造販売するメーカーの売上管理ERPなどバックオフィスシステムとの連携機能のシステムインテグレーションサービスを行い、ライセンス管理から販売、売上管理までを自動化した、ビジネス全体でのコストダウンを実現します。
評価パッケージ
正式版購入の前にご利用いただける、低価格の評価パッケージをご用意しています。
  • FlexNet Embedded: 1年間試用テスト開発版
  • FlexNet Operations: 1年間試用テスト開発版
  • プラットフォーム: eT-Kernel SDK評価パッケージ(eT-Kernel、開発ツール、各種ミドルウェアが含まれます)
  • 導入コンサルティング、プロフェッショナルサービス
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

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FlexNet製品

フレクセラ・ソフトウェア社のFlexNet製品のうち、イーソルが取り扱う「FlexNet Embedded」と「FlexNet Operations」について紹介します。

FlexNet Embedded

組込み機器向けソフトウェア・ライセンス管理を行うためのソフトウェアです。ソフトウェアのコンフィギュレーションによって、機器がもつ機能や性能の柔軟な構成を可能にします。幅広い分野にわたる最先端の組込み機器に適しており、フットプリントの制約がある機器にも対応できます。

FlexNet Embedded


特長

  • 多様なライセンスモデルを実現
    • 何月何日まで、最初の使用から何日間などの期間限定
    • 利用時間、回数に応じた課金制度の導入
    • 使用回数の制限
    • 同時に使用可能な数の制限
    • 機能単位でのライセンス管理
    • ユーザ限定ライセンス  など
  • ソフトウェアの不正実行の防止
  • ネットワーク接続性能を持たない機器にも適用可能
  • 組込みに適したフットプリント(最少50Kバイト)
  • 代表的なOSプラットフォーム上で動作
    • イーソル製T-Kernel拡張版リアルタイムOS「eT-Kernel
    • その他TRONベースのリアルタイムOS
    • Embedded Linux、Windows CE、VxWorks  など

FlexNet Operations

FlexNet Embeddedを組み込んだ機器に対してライセンス管理サービスを提供するサーバです。販売管理などを行うERPサーバと共に、組込み機器メーカーのセルフサービスポータル(*)の一部として構築・運用されます。ネットワークを介してFlexNet Embeddedが組みこまれた機器と通信する機能をもち、これにより、ポータルが管理しているユーザのライセンス権に従って組込み機器の使用権を制御します。

FlexNet Operations


  • セルフサービスポータル:ユーザが機能単位の使用権(ライセンス)購入を行えるWebポータルサイトのこと。機器のライセンス管理を自動化したサーバシステム。

特長

  • 簡単にライセンスを返却、譲渡、変更できるユーザ側のメリットと、効率よく簡単にライセンス管理ができる組込み機器メーカー側のメリットの両方を実現
  • 豊富なレポート機能により、ライセンスの要求・返却状況、製品購入者の情報など詳細な分析が可能
デジタル署名に利用している暗号化技術

ライセンスファイルの正当性を保証するために付けられるデジタル署名には、下記の暗号化技術を利用しています。ライセンスファイルの改ざんを防ぎ、安全・堅牢なソフトウェアライセンス管理を実現します。

  • Tamper-Resistant Licenses (TRL): 113ビット、163ビット又は 239ビットの公開鍵暗号方式
  • License Key (LK): 48ビットproprietary algorithm
  • RSA: 512ビット、1024ビット又は 2048ビットの RSA 暗号

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ライセンシングシステムの構築

ライセンシングシステム構築の流れを解説します。組込み機器メーカーは基本的に、この流れでライセンシングを実現することになります。

  1. 設計

    どのようなライセンスモデルにするか、設計を行います。達成したい目的に応じて、様々なライセンスモデルを実現することが可能です。

    ライセンスモデルの例
  2. 組込み機器の実装

    設計に従い、FlexNet Embeddedを使用して組込み機器を実装します。組込み機器にメーカーのWebポータルのERPとの接続機能を組み込めば、エンドユーザは機器を操作するだけで、追加の機能ライセンス購入などのリクエストを出すことができます。

  3. Webポータルの構築

    設計に従い、ポータルをWeb上に構築します。ポータルは、エンドユーザからのライセンス購入などのリクエストを受け付けるためのERP(Enterprise Resource Planning)サーバと、FlexNet Embeddedと連携するサーバなどで構成されます。

    FlexNet Embeddedが提供するサーバAPIを使用すれば、組込み機器メーカーが独自にFlexNet Embeddedと連携するサーバを構築することができます。また、FlexNet Embeddedとあわせて、FlexNet Operationsを使用すれば、FlexNet Embeddedと連携するためのサーバを容易に構築できるだけでなく、FlexNet Operaionsが持つERPとの連携機能を活用して、ライセンスの販売管理から、FlexNet Embeddedと連携したライセンス管理における機器の使用許可までを自動化することができます。

FlexNet Embeddedとメーカーのポータルが連動した、組込み機器のライセンス管理システム
flexera
  • 組込み機器にメーカーのWebポータルのERPとの接続機能を組み込めば、エンドユーザは機器を操作するだけで、追加の機能ライセンス購入などのリクエストを出すことができます。
  • FlexNet Operationsを使用すれば、それらエンドユーザからのリクエストを受け付けたERPと連動し、自動で追加ライセンスの登録と認定を行えます。FlexNet Operationsは、認定されたライセンスに従い、組込み機器からの追加機能の使用リクエストに応じて、新たに購入された機能の使用許可を出し、実際に機器上でその機能が使用できるまでを自動化します。

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