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2008年2月15日
報道関係者各位
イーソル株式会社

マルチメディア機器向けアプリケーション・プロセッサ「i.MX31」を
イーソルのT-Kernelベースソフトウェアプラットフォーム「eCROS」がサポート

〜コンパクト・高性能なリアルタイムOSと開発環境の導入で、
高品質なアプリケーション開発を短期・低コストで実現〜

イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田 勉、以下イーソル)は、マルチメディア機能に優れ、高機能・低消費電力が特長のフリースケール・セミコンダクタ(以下、フリースケール)製アプリケーション・プロセッサ「i.MX31アプリケーション・プロセッサ」(以下、i.MX31)に対応した、T-Kernelベースのソフトウェアプラットフォーム「eCROS」をリリースしたことを発表します。携帯型音楽プレーヤーや携帯型メディアプレーヤー、GPSナビゲーション・デバイスなどの高機能・高性能なマルチメディア機器をi.MX31を使って開発する際に、このeCROSを採用することで、高機能・高品質なアプリケーションを短期間・低コストで開発できるようになります。

このたびi.MX31に対応したeCROSは、T-Kernel拡張版「eT-Kernel」に加え、T-Kernelベースソフトウェア開発に特化する豊富な開発ツール・機能をパッケージにした開発スイート「eBinder」、さらに製品サポートや受託開発などのプロフェッショナルサービスで構成されるソフトウェアプラットフォームです。また、FATファイルシステム、SDメモリーカードやメモリースティックなどのメディアドライバ、USBスタックなどのマルチメディア機器に必須の各種ミドルウェアも、必要に応じてソフトウェアプラットフォームに統合化した形でご提供します。このため開発者は、ソフトウェアプラットフォームの構築に手をかける必要がなく、市場競争力を左右するアプリケーション開発に注力することができます。さらに多くの実績と経験をもつ200名以上の組込みエンジニアをベースにしたイーソルのプロフェッショナルサービスを利用することで、開発者はドライバ開発やプラットフォームを構成する各種ソフトウェアの統合作業などの手間を省け、安心して上位のアプリケーション開発に専念できます。

eT-Kernelは、ターゲットシステムの規模と用途にあわせて選択できる、4つのプロファイルで構成されています。今回i.MX31に対応したリアルタイムOSは、高いリアルタイム性能とコンパクトさが特長の「eT-Kernel/Compact」です。今後は、より大規模・高機能システム向けに特化した、メモリ保護機能/プロセスモデル対応「eT-Kernel/Extended」やPOSIX仕様準拠リアルタイムOS「eT-Kernel/POSIX」によるi.MX31のサポートを行っていきます。これにより、eT-Kernel/Compact上で開発したソフトウェアを再利用しながら、より高機能・高性能な製品のシリーズ開発などが容易になります。

i.MX31は、ARM11コアを搭載した高性能・低消費電力のマルチメディア・アプリケーション・プロセッサです。内蔵の画像処理ユニット(IPU)により、動画再生や画像、音声の処理などのマルチメディア機能に優れ、VGA(30fps)という高いビデオ品質を実現しています。MPEG-2、MPEG-4、AUI、DivX、H.263、H.264といった、主要な動画標準がすべてサポートされています。また電源管理機能などにより実現された低消費電力により、携帯型の機器でも高機能・高品質なマルチメディア機能を実現できます。

イーソル株式会社 取締役エンベデッドプロダクツ事業部長 上山 伸幸 のコメント
「eCROSは、これまでに多くのマルチメディア機器に採用された実績があり、さらにこの中で蓄積されたノウハウや技術がeCROSに還元され、高い信頼性と高性能を実現しています。携帯型のマルチメディア機器開発に最適なi.MX31マルチメディア・アプリケーション・プロセッサを使ったソフトウェア開発に、このeCROSを採用していただくことで、高品質・高機能なアプリケーション開発が可能になります。」


補足資料

■eT-Kernelについて
eT-Kernelは、リアルタイムOSベンダーであるイーソルがこれまでµITRONで培ってきたノウハウと技術をもとにして、T-Engineフォーラムが配布するオープンソースのT-Kernelに性能面・機能面で改良・拡張を加えたT-Kernelの拡張版です。システム起動時間の大幅短縮、高速な割込み応答性、タスク切り替えの高速化、コンフィギュレーションによるメモリフットプリント調整機能、ハードウェア依存部のレイヤー化、モジュール化による移植性の向上などを実現しました。eT-Kernelには、システム規模と用途にあわせた4つのプロファイルがあります。µITRONと近い構成を持つµITRONからの移行に最適な「eT-Kernel/Compact」、eT-Kernel/CompactをベースにT-Engine標準のデバイスドライバが付属した「eT-Kernel/Standard」、メモリ保護機能とプロセスモデルをサポートする大規模開発に最適な「eT-Kernel/Extended」、およびPOSIXに準拠した「eT-Kernel/POSIX」です。

「eT-Kernel」詳細



■eBinderについて
eBinderは、T-Kernel、µITRONをコアとするシステム向けの開発スイートです。従来のT-Kernel/µITRONソフトウェア開発に不足していた、優れた開発環境を提供します。リアルタイムOSを使ったシステム開発のためにゼロから設計された開発ツール・機能群を使うことで、リアルタイムシステム特有の問題を容易に解決でき、リアルタイムOSを最大限に活用できます。eBinderは、C/C++コンパイラを含む各種開発ツール群と、あらゆる組込みソフトウェアのベースとなるターゲットプラットフォームを構成するモジュール群があわせて提供されます。

「eBinder」詳細



■イーソル株式会社と「eCROS」について
イーソル株式会社は1975年の創業以来、組込みソフトウェア業界、及び流通・物流業界で実績を重ねてきました。イーソルは、「Inside Solution」をブランドスローガンに、ユビキタス社会を内側から支える技術者集団として、お客様の満足を第一に、開発、販売からサポートまで一貫したサービス、トータルソリューションを提供します。
エンベデッドプロダクツ事業部は、組込みシステム開発向けに、「開発環境」、 「リアルタイムOS」、「ミドルウェア」、そして「プロフェッショナルサービス」までを含むソフトウェアプラットフォーム『eCROS』(eSOL Component Real-time OS platform/イークロス)をご提供しています。多くの実績に裏打ちされた高い信頼性を持つeCROSの導入により、「高い品質」と「開発の効率化」の両立を実現します。ソフトウェア製品のご提供だけでなく、ニーズに合わせたプロフェッショナルサービスをあわせてご提供することで、開発者の皆様がアプリケーション開発に専念できる環境を作ります。eCROSを構成するリアルタイムOSには、システムの規模と用途にあわせた4つのプロファイルを持つT-Kernel拡張版「eT-Kernel」と、組込み分野で多くの実績があるµITRON4.0仕様に準拠したリアルタイムOS「PrKERNELv4」を揃えています。開発環境としては、T-Kernel/µITRONベースシステム開発スイート「eBinder」を用意しています。またミドルウェアには、ネットワーク/ファイルシステム/USB/グラフィックスなどの幅広いラインアップを揃えています。
2004年1月に米国オレゴン州に子会社 eSOL, Inc. を設立し、日本市場のみならず、北米、ヨーロッパ、アジア市場向けに製品・サービスの販売活動を広げています。



*FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、フリースケール社の商標です。
*ARMは、英アーム社の登録商標です。
*SDメモリーカードは、SDアソシエーションの登録商標または商標です。
*"Memory Stick"、「メモリースティック」はソニー株式会社の商標です。
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは、
イーソル株式会社の商標です。
*eCROS、eT-Kernel、PrHTTPD、PrMAIL、PrSNMP、PrUSB、PrPCCARDは、
イーソル株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*µITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、
特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。


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