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2007年10月4日
報道関係者各位
イーソル株式会社

ARM Cortex-A9 MPCoreプロセッサのサポートでARM社と合意

イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田勉、以下イーソル)は、昨日発表された英ARM Ltd.(以下ARM社)のARM® Cortex™シリーズ最新プロセッサ「Cortex-A9 MPCore™マルチコア・プロセッサ」を、イーソルのソフトウェアプラットフォーム「eCROS」(イークロス)がサポートすることで、ARM社と合意したことを発表します。

マルチコアプロセッサ対応T-Kernel「eT-Kernel Multi-Core Edition」およびT-Kernelベースシステム開発スイート「eBinder」をはじめとするイーソルのソフトウェア製品は、従来のARM7/9/11ファミリのほか、マルチコアプロセッサでは、ARM11 ™MPCoreをサポート済みです。イーソルは、ARM社との緊密な連携のもと、これまでの実績とイーソルの特化したOS技術をベースにし、いち早くCortex-A9 MPCoreをサポートすることを決定しました。将来Cortex-A9 MPCoreを使ってシステムを開発する場合に、ARM11 MPCoreで使用したものと同じOSと開発環境を引き続き使えるため、スムーズに移行できます。車載機器、デジタルコンシューマ機器、ネットワーク機器などの高機能・高性能なシステムをターゲットにしています。

eCROSは、「開発環境」、「リアルタイムOS」、「ミドルウェア」、そして「プロフェッショナルサービス」から構成される、統合化されたソフトウェアプラットフォームです。イーソルは、Cortex-A9 MPCoreを利用する開発者に対して、対称型マルチプロセッシング(SMP :Symmetric Multi Processing)に対応したeT-Kernel Multi-Core EditionおよびeBinderに加えて、各種ミドルウェアと充実したプロフェッショナルサービスを包括的に提供し、ソフトウェア開発の効率化と、高品質の確保の両立を支援します。特に、プロフェッショナルサービスは、幅広い分野で多くの実績と経験をもつ200名以上の組込みエンジニアをベースとしており、製品のポーティングやカスタマイズ、製品サポート、受託開発などを含んでいます。イーソルの信頼性の高いプロフェッショナルサービスを利用することで、システムの開発時間を短縮し、コストを削減できます。

Cortex-A9 MPCoreは、実績あるMPCoreテクノロジに、マルチコアソリューションをより簡単に、幅広く導入できるように拡張が加えられた、マルチコアプロセッサです。Cortex-A9 MPCoreは、プロセッサおよびシステムレベルで消費電力をさらに抑えられるような設計の柔軟性を持つ一方で、ピーク性能を増大させる能力を持っています。特にモバイル機器は、MPCoreテクノロジのおかげで厳しい電力制限の中でもピーク性能を増大させることができます。このスケーラブルなピーク性能を利用することで、Cortex-A9 MPCoreは、今日の高性能な機器のパフォーマンスを超え、また幅広いアプリケーション市場にまたがる一貫したソフトウェアの投資を可能にします。

ARM Ltd. Multiprocessing Program Manager, John Goodacreのコメント
「弊社のMPCoreテクノロジに基づく製品を設計するODMとOEMにおいて、完全にサポートされ、統合された開発ツールを備えたRTOSを持つことは非常に重要です。eSOL社はすでに、ARM11 MPCoreアプリケーションにおいて実績があります。今回の発表により、Cortex-A9 MPCore マルチコア・プロセッサを使用するお客様にとっても、同社のソリューションは信頼のおけるプラットホームの構築に貢献することになります。」

イーソル株式会社 取締役エンベデッドプロダクツ事業部長 上山 伸幸 のコメント
「弊社は、ARM社との連携のもと、新しいARMのマルチコアプロセッサであるCortex-A9 MPCoreをサポートすることを決めました。昨年リリースしたeT-Kernel Multi-Core Editionに代表されるように、弊社は、マルチコア向けの優れたOS技術を強みのひとつとしています。これまでのARMコアでの経験・実績と、このOS技術をベースに、Cortex-A9 MPCoreユーザに対してソフトウェアプラットフォーム eCROSをご提供することで、お客様のソフトウェア開発をトータルにバックアップしていきます。」


補足資料

■eT-Kernel Multi-Core Editionについて
eT-Kernel Multi-Core Editionは、マルチコアプロセッサを使う組込みシステムのためのリアルタイムOSです。独自のユニークなスケジューリング機能を搭載しており、ひとつのシステム内で、SMP型/AMP型が混ざった複数個のプログラムを混在させることができます。これにより開発者は、シングルコアプロセッサ利用時の資産やノウハウのそのまま再利用しながら、マルチコアプロセッサの性能を最大限に生かしたプログラムを開発することができます。「Single Processor Mode(SPM)」と「True SMP Mode(TSM)」の2つのスケジューリングモードを用意しています。プログラムによって適切なモードを選択することで、高いスループットの実現などのSMP型プログラムのメリットと、リアルタイム性の確実な保証やソフトウェア資産の再利用性といったAMP型プログラムが持つメリットの、両方をひとつのシステム内で実現できます。

「eT-Kernel Multi-Core Edition」詳細



■eBinderについて
eBinderは、T-Kernel、µITRONをコアとするシステム向けの開発スイートです。従来のT-Kernel/µITRONソフトウェア開発に不足していた、優れた開発環境を提供します。リアルタイムOSを使ったシステム開発のためにゼロから設計された開発ツール・機能群を使うことで、リアルタイムシステム特有の問題を容易に解決でき、リアルタイムOSを最大限に活用できます。eBinderは、C/C++コンパイラを含む各種開発ツール群と、あらゆる組込みソフトウェアのベースとなるターゲットプラットフォームを構成するモジュール群があわせて提供されます。

「eBinder」詳細


■イーソル株式会社と「eCROS」について
イーソル株式会社は1975年の創業以来、組込みソフトウェア業界、及び流通・物流業界で実績を重ねてきました。イーソルは、「Inside Solution」をブランドスローガンに、ユビキタス社会を内側から支える技術者集団として、お客様の満足を第一に、開発、販売からサポートまで一貫したサービス、トータルソリューションを提供します。
エンベデッドプロダクツ事業部は、組込みシステム開発向けに、「開発環境」、 「リアルタイムOS」、「ミドルウェア」、そして「プロフェッショナルサービス」までを含むソフトウェアプラットフォーム『eCROS』(eSOL Component Real-time OS platform/イークロス)をご提供しています。多くの実績に裏打ちされた高い信頼性を持つeCROSの導入により、「高い品質」と「開発の効率化」の両立を実現します。ソフトウェア製品のご提供だけでなく、ニーズに合わせたプロフェッショナルサービスをあわせてご提供することで、開発者の皆様がアプリケーション開発に専念できる環境を作ります。eCROSを構成するリアルタイムOSには、システムの規模と用途にあわせた3つのプロファイルを持つT-Kernel拡張版「eT-Kernel」と、組込み分野で多くの実績があるµITRON4.0仕様に準拠したリアルタイムOS「PrKERNELv4」を揃えています。開発環境としては、T-Kernel/µITRONベースシステム開発スイート「eBinder」を用意しています。またミドルウェアには、ネットワーク/ファイルシステム/USB/グラフィックスなどの幅広いラインアップを揃えています。
2004年1月に米国オレゴン州に子会社 eSOL, Inc. を設立し、日本市場のみならず、北米、ヨーロッパ、アジア市場向けに製品・サービスの販売活動を広げています。


*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは
イーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrHTTPD、PrMAIL、PrSNMP、PrUSB、PrPCCARDはイーソル株式会社の商標です。
*ARM、ARM Poweredは、英ARM社の登録商標です。
*Cortex,、MPCore 、ARM11は、英アーム社の商標です。
*「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社である
ARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、
ARM Consulting (Shanghai) Co. Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc、
ARM Germany GmbH、ARM Embedded Technologies Pvt. LtdおよびARMNorway, AS .
の全部または一部を意味します。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*µITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、
特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。


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